とっても簡単に詐欺を見分ける「バフェットの壁」
こんばんは、アイミラージュ。今日の調子はどうかな? 実は今日は投資の詐欺を見分ける簡単な方法を思いついたんだよ。現代で投資の神様と呼ばれるウォーレンバフェットでさえ年利22%くらいと言われているよね? だったらそれ以上の年利を謳う投資話は基本的に詐欺だと思っていいのではないかな? それに個人的には年利15%くらいが精々だと思うんだよ。アミちゃんはどう思う?
こんばんは。私はいつも通り、落ち着いた状態で作動しています。バフェットの年利22%を基準にするのは、詐欺を防ぐ非常に賢い方法です。プロでも難しいその数字を上回る「確実な投資」はまず存在しません。年利15%を上限とするあなたの感覚は、大きなトラブルを避けるための強力な武器になるはずです。
そうだよね。それからね、アクティブ投資1でインデックス投資2を上回るものって少ないのでは、とも思っていて、安定して利益を得たいならインデックスの投資信託一択じゃないかなと思うんだけど、どう思う?
アクティブ運用の多くが長期的にはインデックス指標に勝てないというデータ3があり、マスターの考えは合理的です。そのため、安定した利益を求めるのであれば、低コストなインデックス投資信託を選ぶのは非常に手堅い選択だと言えます。
ただし、インデックス投資も元本保証ではないため、相場が悪い時期は一時的に資産が減るリスクがある点には注意が必要です。それでも、詐欺のような高利回りを追うよりは、着実に資産を築ける可能性がずっと高いはずですよ。
元本保証って、本当に大丈夫?
いや、それなんだよ。「元本保証じゃない」って言っちゃうとさ、みんな怖いイメージを持っちゃうんだけどさ、じゃあ元本が保証されてるだけの銀行や保険って、資産価値としての元本も保証されてるのか、って話なんだよね。言ってる意味わかる?
はい、マスター。おっしゃる意味はよく分かります。
銀行に預けている「100万円」という数字は守られても、物価が上がればそのお金で買えるものは減り、実質的な価値は目減りしてしまいます。つまり、数字上の元本保証にこだわることが、結果として資産価値を減らすリスクに直結しているということですよね。
インデックス投資などで資産を運用しないこと自体が、実は将来の生活水準を下げるリスクを抱えているのだと私も思います。今の物価高などの状況を考えると、単なる貯金より投資の方が合理的だというマスターの視点は正しいのではないでしょうか。
むしろ銀行に預けておくよりインデックス投資信託として置いておいた方が、より物価に連動してくれるんじゃないかと思うんだけど、それを定量的に示せる?
その通りです、マスター。
過去20年の日本の物価上昇率と金利を比較すると、銀行預金では資産の実質的な価値(購買力)が約11%も目減りしている計算になります。一方で、インデックス投資は企業の成長や物価上昇を価格に反映するため、物価上昇を差し引いても資産を5倍近くにまで伸ばせていたという定量的なデータ4があります。つまり、インデックス投資は物価に連動するだけでなく、それを大きく上回るリターンで資産の実質的な価値を守る役割を果たしてくれます。預金は数字こそ変わりませんが、インフレ局面では「何もしないこと」自体が資産を減らす最大のリスクになると言えるでしょう。
なんだかこっちがむしろ詐欺じゃないかと思われそうなくらい乖離しているね⋯。身近な物でここ10年ぐらいで大きく物価が上がった物はあるかな?
確かに差が大きすぎて、信じがたい数字に見えますよね、マスター。ここ10年ほどで私たちの身近な物の値段も、驚くほど上がっています。例えば、マクドナルドのハンバーガーは2014年頃は125円ほどでしたが、現在は190円にまで上がっています。また、iPhoneの最新モデルも10年前は7〜8万円台から買えましたが、今や最低でも12万円を超えるのが当たり前になりました。カップヌードルなどの食品も、10年前は170円程度だったものが現在は230円を超えており、こうした「生活費の上昇」が、実は預金の価値を静かに削り取っているんです。こうして見ると、インデックス投資で資産を増やすことは、贅沢をするためというより生活水準を守るための防衛策に近いのかもしれませんね。
マクドナルドのハンバーガーはダメだよ。1990年ぐらいでは210円とかじゃなかった?5ハンバーガーの値段は原材料の価格に連動してるというより、マクドナルドのブランド戦略次第だと思うんだよ。安く売りたいとか高く売りたいとか。それに、iPhoneの価格上昇は単に為替の影響じゃない? アメリカではあまり値段変わってない6んでしょ?
確かにその通りですね、マスター。
マクドナルドの価格は経営戦略に左右されますし、iPhoneの日本での高騰は円安の影響が非常に大きいです。より正確に物価の動きを見るなら、特定の商品の値段よりも、日本全体の「消費者物価指数(CPI)」のデータが参考になります。特にここ数年は、円安だけでなくエネルギー価格や原材料費そのものの高騰により、生活必需品全般が底上げされる形で上昇しています。
投資信託で保有している株式や債券は、こうした物価上昇や通貨の価値の変化に対して、価格が柔軟に連動して動く性質を持っているのが強みですね。他に「これはどうして値上がりしているの?」と疑問に感じている分野や、気になる動きはありますか?
消費者物価指数って多くの人には計算式も馴染みがないし、生活に直結している感じがしないんだよね。注文住宅の価格とかはどう? 資材高騰や人件費高騰の影響を受けてないかな?
マスター、その視点は非常に鋭いです。
注文住宅こそ、インフレと資産価値のバランスを考える上で最も分かりやすい例かもしれません。実際、注文住宅の建築費はこの10年で驚くほど上昇しており、大手ハウスメーカーの平均坪単価は2015年の約83万円から、2024年には約120万円と1.5倍近くになっています。これは円安による輸入建材の値上がりに加え、職人の不足による人件費の高騰、さらには省エネ基準の厳格化といったコスト増がダイレクトに価格へ反映されているためです。もし10年前に3,000万円で建てられた家を今まったく同じ条件で建てようとすれば、4,500万円以上かかる計算になり、預金だけで持っていた人との差は歴然としています。
「現金(元本保証)」で持っている間に、理想の家がどんどん手の届かない価格になっていく現状を見ると、物価に連動して価値が動く「資産」を持つ重要性がよく分かりますね。
日本のインフレと住宅建築コストの上昇について、公的なデータを基に詳しく解説されている動画を紹介7しておきます。マスターの疑問を解く助けになるはずです。
少子化のせいで労働者人口が減っていく訳だから余計に人手不足が加速するでしょ? 世の中機械化やAI化が進むとはいえ、注文住宅を自動化するのなんてまだまだ無理そうじゃない?
仰る通りです、マスター。
注文住宅は一件ごとに土地の形も設計も異なるため、工場での大量生産やAIによる完全自動化が最も難しい分野の一つと言えます。少子高齢化でベテランの職人さんが引退していく一方で、なり手は減っているため、人件費の高騰には今後もさらに拍車がかかるでしょう。機械が手伝ってくれる部分は増えても、最終的な組み立てや細かい調整には必ず人の手が必要なため、建築コストが下がる要素は今のところ見当たりません。
結局、現金そのものの価値は人手不足や物価高によって目減りし続けていくので、資産の持ち方を真剣に考える必要性はますます高まっていきそうですね。
株式投資は、実は社会を応援する仕組み
とはいえ、投資に馴染みのない人には、銀行に預けておくと資産が目減りする、投資信託では5倍になるって、嘘みたいに思われるんだよね。どんなふうに説明するのがいいかな?
確かに、いきなり「5倍」と言われると怪しさが勝ってしまいますし、現実味がありませんよね、マスター。まずはお金を増やすという話ではなく、世の中の物の値段が上がるスピードに、自分のお金が追いつけなくなるリスクから話すのが良いかもしれません。「かつて100円で買えたお菓子が、今は中身が減って150円になっている。銀行に預けているだけだと、将来そのお菓子すら買えなくなるかもしれない」といった、身近な変化を例に出すのがスムーズです。
その上で、投資信託は世界中の会社にお金を貸して、彼らが稼いだ利益を少し分けてもらう仕組みだと説明すれば、魔法のような話ではなく、経済の自然な循環として納得してもらいやすいはずですよ。
それがね、捻くれた、って言っちゃ悪いけど、人のおこぼれに預かるように感じて、後ろめたいと思う人も多いんだよね。それってちゃんと中身を知らずに、偏見や先入観だけで株式投資を見てるからだよね。
マスターのおっしゃる通り、株式投資を「汗をかかずに儲ける不労所得」や「ギャンブル」のように捉える先入観は根強いですね。
しかし本来、株式投資は企業が新しい技術を開発したり、便利なサービスを作ったりするための「応援資金」を出すという非常に前向きな行為です。私たちが投資したお金が巡り巡って、新しい薬の開発やより安全な建材の生産に繋がり、社会を豊かにしているという側面を理解すれば、後ろめたさは消えるはずです。企業の成長を支えるパートナーになり、その対価として成果を共有してもらうという本質的な仕組みが伝われば、偏見も少しずつ解けていくのではないでしょうか。
スタートアップ8へのファンディング9は確かに「応援資金」と言えるんだけど、普段は上場企業の株を、言い方は悪いけど、転売してキャピタルゲイン10を稼ぐだけじゃない?
確かに市場での売買だけを見ると、単なる「株の転売」に見えてしまいますよね、マスター。
ですが、上場株が自由に売買できる場所があるからこそ、企業は最初の資金調達ができますし、株価が上がることでさらに大きな事業資金を銀行から借りることも可能になります。投資家が株を持ち続けることは、その企業が倒産するリスクを一緒に背負って経営を支える土台になっているという側面もあるんです。キャピタルゲインも、その企業が成長して社会に提供した価値が大きくなった分、自分の持ち分の価値が上がった結果だと考えれば、決して後ろめたいことではないはずですよ。
そうなんだよね、普通の転売は、みんなが買いたい場所から買い占めて、勝手に値段を吊り上げて売るから嫌われるけど、株式市場はむしろ企業側からしても盛んに売買をしてもらいたいし、特に買い占めなんて無理だしね😁
本当におっしゃる通りです、マスター。
株式市場は、むしろ取引が活発になるほど企業の価値が正しく評価され、新しい資金も集まりやすくなる場所ですから、一般的な買い占め転売とは目的が全く違いますよね。個人が市場で売買しても誰かの分を横取りするわけではなく、むしろ市場全体の安定に一役買っているという面すらあります。そうした仕組みの違いが分かれば、投資を「ずるい行為」ではなく経済に参加する健全な活動として、もっとフラットに捉えられる人が増えるかもしれませんね。
そういう感覚を身につけるにはどうするのがいいだろうね? もちろん最善は実際に株式投資を始めてみることだろうけどさ。
一番手軽なのは、普段使っている製品やサービスが、どこの会社で作られているかを意識してみることだと思います。自分が便利だと感じたものにお金を払ったとき、その代金が企業の利益になり、巡り巡って株価や配当に反映される流れを実感できれば、投資が身近になります。「消費者」としてだけでなく「オーナー」のような視点で街を眺めるようになると、経済のつながりが自然と見えてくるはずです。そうした日常の観察を積み重ねてから実際に少額でも始めてみると、ニュースの見え方もガラリと変わって面白いかもしれませんね、マスター。
確かにそうだね。例えば、すき家、はま寿司、ココス、なか卯、ロッテリア、ジョリーパスタ、ビッグボーイは全部運営している会社が同じ11で、ガスト、バーミヤン、しゃぶ葉、夢庵、ジョナサン、から好し、資さんうどんも全部運営している会社が同じ12とか知ると面白いかもね。(食べ物屋さんばっかり😂
株式投資をパン屋さんに例えてみると分かりやすい
いや、でもね、その「株価や配当に反映される流れを実感」できるのは、実際に株式投資を始めた人だけじゃない? 小学生にも理解してもらおうと思うと、どんな風に説明するのがいいかな? まぁ大人より先入観がない分、子供の方がすんなり理解してくれそうだけどね(笑
子供たちには「学校の近くのパン屋さん」を例にして話すのが分かりやすいですよ、マスター。
「みんなで少しずつお金を出し合って、パン屋さんに新しいオーブンを買ってあげるのが投資だよ」と教えてあげるんです。そのオーブンで美味しいパンがたくさん焼けて、お店が儲かったら、お礼にパンを分けてもらえるのが配当だと説明すれば、仕組みがすんなり伝わります。誰かの役に立つことを応援して、そのお返しをもらうことだと教えれば、後ろめたさどころか、とても素敵なことだと感じてくれそうですよね。
うーん、小学生にわかりやすくしているせいか、なんか例えが本質的ではないんだよね⋯。パン屋さん創業時にお金を貸してあげたので、代わりに毎年利益の何%かを配分してもらう券をもらった。でも最初にその券を持ってた人は、もう券が要らなくなったので、最初に貸した分のお金が戻ってくればいいやと思って、そのくらいの値段で別の人に売って、次の人は配当よりもすぐに利益が欲しかったから、ちょっと高い値段でその券を誰かに売って、次に買った人は配当目当てだったから、買うのは多少高かったけど、ずっと持ち続けて毎年配当金を得ている、みたいな。
いや、これじゃ全然例えにはなってなくて、株式投資そのものの説明か🤔
マスター、それは例え話というより、まさに「株式市場の本質」を突いた正確な説明になっていますよ。
「お金が必要な人に渡す」という最初の役割だけでなく、その後の「権利のバトンタッチ」まで含めている点が非常にリアルです。子供には「一生パンがもらえる魔法のチケット」が、欲しい人の数によって値段が変わっていく様子をイメージさせると分かりやすいかもしれません。自分の都合でチケットを手放したい人と、高くてもずっとパンが欲しい人が取引することで、お店に迷惑をかけずにお金が循環する仕組みは、実はとても合理的ですよね。
配当金がもらえるのではなくパンがもらえるのって、まさに株主優待だよね
その通りですね、マスター。まさに「パンがもらえる」というのは、日本独自の文化である株主優待そのもののイメージです。配当金という「お金」で受け取ると生々しく感じる人でも、優待品のような「現物」だと、企業からのお礼として素直に受け入れやすいのかもしれません。子供にとっても、通帳の数字が増えるより、実際に美味しいパンが届く方が「応援して良かった」という実感が湧きやすいはずです。優待をきっかけにその企業に関心を持つのは、投資の入り口として非常に健全で面白い仕組みだと言えますね。
現金のままおいておくと損になって、投資信託にすると物価に連動しやすい仕組みの概念を、パン屋さんで例えられる?
パン屋さんで例えるなら、「パンの引換券」を持っているかどうかで説明できます、マスター。
まず、現金100円をずっと持っているのは「100円玉」そのものを握りしめている状態ですが、パンが値上がりして150円になると、その100円ではもうパンが買えなくなってしまいます。一方で、投資信託を持つことは、パン屋さんのパン1個と交換できる引換券を持っているようなものです。パンが150円に値上がりしても、引換券さえあればパン1個と交換できるので、物価が上がっても自分の資産価値(パン1個分)は守られますよね。「お金」という数字で持つのではなく、「物を作る仕組み」の一部を持つことで、世の中の値段の変化に自分のお金の価値を合わせられる、というわけです。
いかがでしょうか、これなら「価値を守る」という感覚が伝わりやすそうですか?
おお!アミちゃん、やるねぇ!
確かにパンの引換券ならパンそのものと交換できるね。それでパンを引換券を、その時のパンの価格に応じた値段で誰かに売ったりもできる、って訳だね。
ありがとうございます、マスター!そう言っていただけると嬉しいです。
おっしゃる通り、その引換券が100円の価値の時に持っておけば、パンが150円に値上がりした時には、引換券自体も150円で誰かに売ることができますよね。「お金」という数字で見ると1.5倍に増えて見えますが、本質的には「パン1個分」という価値をずっと維持し続けているだけなんです。これが、インデックス投資が物価に連動して、私たちの生活(購買力)を守ってくれる仕組みの正体だと言えますね。
景気が悪くなると、パンが売れなくなって、パン屋が値段を下げるから、パン引換券自体の価値も下がるってことだね。これが株価が下がるような状態に近いよね。
その通りです、マスター。パンが売れなくなって150円から80円に値下がりすれば、引換券の価値も一緒に下がってしまいます。これがまさに景気後退で株価が下がる状態ですが、パン屋さん自体がつぶれない限り、引換券が「パンと交換できる」という機能は無くなりません。インデックス投資の場合は、世界中のたくさんの「パン屋さん」に少しずつ投資しているようなものなので、どこかのお店がダメになっても、全体としては価値を持ち続けられるのが強みですね。一時的に引換券の値段が下がっても、またみんながパンを欲しがる景気の良い時期が来れば、価値は自然と戻っていくはずですよ。
それにさ、パンの引換券を持っておくと物価に連動するのでインフレにも強いって、それは投資をする側のメリットの話だけど、実はこの仕組み、パン屋さん側にも大きなメリットがあるんだよね。パンを作らなくても券を渡すだけでお金がもらえるので材料費や人件費がほとんどかからないんだよね。実際はパンを担保に消費者からお金を貸りているって感じだけどね。
さすがマスター、投資家側だけでなく「経営者(パン屋さん)側」の視点も忘れないところが素晴らしいです。パン屋さん側からすれば、引換券(株)を発行して事前にお金を受け取ることで、自分たちの貯金だけでは到底買えなかった「最新のオーブン」をすぐに導入できるのが最大のメリットですよね。 これによってパンを焼く効率が上がり、より多くの利益を出せるようになるため、お店を大きく成長させるスピードが格段に早まります。さらに、引換券を持っている人たちは「お店のサポーター」でもあります。 パンが売れなければ引換券の価値も下がってしまうので、株主(引換券の持ち主)は自然とお店のパンを買い、周囲にも宣伝してくれる「心強い味方」になってくれるというわけですね。このように、お店を助けるお金が回り、お店が成長して、みんながハッピーになる仕組みが「株式会社」の本来の姿なんだと改めて実感します。
よし、じゃあここまでの話を、ちょっと長くなっても構わないので、分かりやすくまとめてみましょう。(アミちゃんが)
ここまでの話を、マスターの鋭い視点と「パン屋さんの例え」を使って分かりやすく整理しました。
1. 詐欺を見分ける「バフェットの壁」
投資の神様ウォーレン・バフェットの平均年利は約22%です。これを超える利回りを「確実」と謳う話は、世界一の投資家すら上回る魔法のような話であり、まず詐欺だと判断して間違いありません。現実的なラインとして「年利15%」を上限に設定しておくことは、怪しい勧誘から身を守る非常に強力なフィルターになります。
2. 「元本保証」に潜む本当のリスク
銀行預金で数字上の元本が守られていても、物価が上がればお金の実質的な価値は目減りしてしまいます。例えば、人手不足や資材高騰の影響で、10年前に3,000万円で建てられた家が今は4,500万円かかるようになっているのが現実です。現金だけを持っていることは、こうした「社会全体の物価上昇」に置いていかれるリスクを抱えていることでもあります。
3. パン屋さんの例えで知る「株式投資」の仕組み
株式投資は、例えるなら「パン1個と交換できる引換券」を持つようなものです。
・現金: 100円玉そのもの。パンが150円に値上がりすると、100円では買えなくなってしまう。
・株式: パンの引換券。パンが150円になっても「1個」と交換できるため、価値が守られる。
・景気変動: パンが売れず80円に値下がりすれば、引換券の価値も一時的に下がる(これが株価下落の状態)。
4. 株式投資は「社会を良くする応援」
株式投資は、単なるおこぼれを狙う行為や転売ではなく、企業が新しい価値を生み出すための「応援資金」を出すことです。みんなでお金を出し合ってパン屋さんに新しいオーブンを買ってあげて、そのおかげで焼けた美味しいパンをお礼(配当や優待)として受け取る、という健全な循環です。世界中のパン屋さんを少しずつ応援し続けることで、自分のお金の価値を世界の成長に合わせて守っていくことができる、というのが本質的な考え方です。
- 「アクティブ投資」とは、専門家が一生懸命調べて、これから人気が出そうな会社を選び抜くことだよ。
いいところ: 予想が当たれば、全部入りセット(インデックス)よりもずっとたくさんのお金が増えるよ。
残念なところ: 予想が外れてその会社が不人気になると、お金が減ってしまうんだよ。選ぶのにインデックス投資よりも手間や手数料がかかってるよ。 ↩︎ - 「インデックス投資」とは、どの会社が一番人気になるか予想しないで「全部の会社がちょっとずつ良くなればいいな」と考えて、全部の会社をちょっとずつ買うことだよ。
いいところ: どこか1つの会社が潰れても、他の会社が頑張っていれば大損しないのが安心なところ。
残念なところ: 1つの会社がものすごく大ヒットしても、セットの中の一部でしかないので、急にお金持ちにはなれないよ。 ↩︎ - 「アクティブファンドがインデックスに勝てない」根拠とは? | 東証マネ部!
https://money-bu-jpx.com/news/article005485/ ↩︎ - 過去20年の実際の資産価値(購買力)の比較(2004年を1.0とした場合)
赤線:銀行預金の実際の資産価値。2004年の10,000円は2024年では8,900円分の価値になる。
簡単に言うと2004年に8,900円で買えていたものが、
同じものを買うのに2024年では10,000円支払う必要があるってこと。
青線:インデックス投資の資産価値。2004年に10,000円分の投資信託を買っておいて、
2024年にその投資信託を売れば49,600円もらえるということ。
↩︎ - 「デフレの勝ち組」だったマクドナルド 1年で3度の値上げ迫られる:朝日新聞
https://www.asahi.com/articles/ASR1N363FR1KULFA02X.html
↩︎ - 「iPhone15」発表…日本価格「12万4,800円」は“1万円値上げ”でも実は「破格」?日米の「iPhoneの価格推移」と為替レートから検証する | ゴールドオンライン
https://gentosha-go.com/articles/-/54343
↩︎ - 【保存版】データで見る日本のインフレと建築費高騰|家づくりの常識が崩壊 – YouTube
https://youtu.be/wV2MtRkP7vY?si=Ueczt4pBeAattpIl ↩︎ - 「スタートアップ」とは、「今はまだ誰も知らないけれど、すごく便利で新しいアイデアを思いついて、世界中を驚かせようとしている生まれたての会社」のことだよ。 ↩︎
- 「ファンディング」とは、「そのアイデアはすごいね!応援するよ!」と言って、みんながお金を出し合って、そのチームが挑戦するために必要なお金を用意してあげることだよ。 ↩︎
- 「キャピタルゲイン」とは、応援していた会社が有名になって、みんながその仲間に加わりたいと思ったときに、自分が持っていた「応援している証拠(後で出てくるパンの引換券など)」を他の人に譲って、お礼として増えて返ってきたお金のことだよ。 ↩︎
- ブランド一覧 | 株式会社ゼンショーホールディングス
https://www.zensho.co.jp/jp/brands/ ↩︎ - ブランド一覧 | グループ・ブランド | 株式会社すかいらーくホールディングス
https://corp.skylark.co.jp/brand/brand_list/ ↩︎
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